ノスタルジックな漁港。手結港

みなさまこんにちは

T-WEST 代表の西です。

前々回にUPしたブログで今年1月に工事しました高知県の芸西村サーフでサゴシを釣った出来事をご報告致しましたが、今回はその時に泊まっていた宿泊所の近くにとても魅力的な漁港があったのでご紹介したいと思います。


高知県香南市にある手結(てい)港という港です。


所在地：香南市夜須町手結 手結港入口
料金：無料
駐車場：普通車9台無料
交通アクセス：高知自動車道高知ICから、クルマで30分
土佐くろしお鉄道夜須駅下車、徒歩9分
とさでん交通バス「夜須駅」下車、徒歩9分

写真はGoogleマップ上では手結内港となっている方です。

なんと今から370年前に作られた港だそうで可動橋があることでも有名です。


外洋からすぐの入口は新しく作られた漁港ですがそこから内陸に向かって行くと可動橋が現れ、時間帯によっては橋が完全に上がってる状態を見ることが出来ます。


可動橋というのは内港から外洋に船が出入りする際に橋に衝突しない様に橋が定期的に上がったり下がったりして船の航路を保持しています。

橋といっても人だけではなくて車も通れる様な橋なのでそこそこデカいです。

この日は残念ながら現地に到着した瞬間に橋が下がってきて写真に収めた時にはほぼ下がりきる手前ぐらいだったので写真では余りわかりにくいんですが、上がりきっている時は何じゃこりゃ！？と驚くぐらい迫力があります。



可動橋を通り越して奥に進む航路も手積みの石垣と木造の手摺りで囲まれていて何とも味わい深い感じです。

航路も一旦ぐっと細くなるのですがその先に港があります。


そんなに大きな港ではないのですが港を取り囲む様に家が建ち並びとてもノスタルジックな空間がそこにはあります。


重機も無い時代に作られた石積みの貴重な建造物だと思います。

自分の造った物が何百年も時を経て存在している。

作り手としてこんなに喜ばしいことはありません。

しかも今とは比べ物にならない労力が費やされたでしょう。

造っているモノは違いますが同じ作り手としてとても感慨深い気持ちになります。


ちょうど潮が干潮時で階段から下に降りることが出来ました。

水もエメラルドグリーンでめっちゃ綺麗です。

さすがにここでは釣り出来ないので釣りは外洋の入口にある新港の方でさせていただきました。(結果は次回のブログで)

まだまだ予断の許されない日々が続きますが新型コロナウィルスの感染が収束したらまたゆっくり訪れたい。

そう思わせてくれる魅力たっぷりの漁港でした。

みなさんも気になった方がいらっしゃったら是非一度訪ねてみて下さい。

美しくどこか懐かしい景色がきっと心を癒してくれると思います。